インド クメール グデ ガネーシャ 200g
インド クメール グデ ガネーシャ 200g
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当店では世界各国の豆を用意しており、注文を受けてから焙煎し新鮮な珈琲豆をお届けしております。
フルボディで厚みがある口当たり。
カカオやナッツ、スパイスのようなやや複雑なフレーバー。
しっかりと感じられるまろやかな苦味と、仄かにブラウンシュガーの甘さ。
農園:クメール・グデ農園
品種:SL795,SL9,Couvery 他
精製:Washed
標高:1100m-1400m
当店推奨焙煎度合い:full city
焙煎度のご指定がございましたら、備考にご記載ください。
ご希望がない場合は、当店推奨焙煎度合いとなります。
甘味●●
苦味●●●
酸味
※上記のg表記は生豆の重量です。焙煎度合いは当店推奨焙煎となります。
チャンドラヒルズは西ガーツ山脈の一部で、生物多様 性の宝庫と言われており、確認されているだけでも約 5000 種の被子植物と数百の動物の生活が営まれていま す。
背約 10 メートル頂上付近にのみ葉をつける土着の 木々に、幹の中腹当たりにマメ科の植物が葉を張る為、 2 重のシェードができるこの地域特有のらしいシェード ツリーの間でコーヒーが育てられます。
この 2 層の陰により強い季節性降雨から土壌の流出を 防ぎ、このエリア特有の日中の急激な温度上昇から守る ことが、インドコーヒーの生育に欠かせません。
■ガネーシャ ガネーシャは豊穣、知恵、商売繁盛の神としてインドの 人々に愛されています。
豊かに実ったクメールゴデのコーヒーチェリーが、 人々の手間と 100 年を超える歴史ではぐくまれた知恵 で品質が高められ、遠く海を隔てた日本の皆様へ届き商 売繁盛となるように願いを込めて、ガネーシャと名づけ られました。
■クメールゴデ クメールゴデはケラチャンドラグループ(後述)の運
営する非常に歴史の深い農園で、英国植民地支配下の 1921 年に操業が開始されました。
クメールゴデは 3 つの地区に分かれており、クメール ゴデ、チャンドラプル、ジャグリマネという農地の総称 です。その中で今回はクメールゴデのコーヒーのご紹介 です。
3 つの地区を合わせて 1492 エーカー(6 平方キロメ ートル)程の広さを誇り、歴史は古く 1921 年にさかの ぼり、イギリス植民地の時代からコーヒーの生産を続 け、栽培技術を蓄積し続けています。
高品質のインドアラビカは、平均して 1100-1200m で 特に良いコーヒーが栽培されています。カルナタカ州最 高峰のムラヤナギリ山(1925m)の急斜面、標高 1100- 1400mというインドでは数えるほどしかない高い標高 に位置しており、未開の地に近いジャングルのような場 所で交通手段も限られているため、限られた量の栽培し か行うことができません。
大規模画一的な農園ではない、天然の森林の環境に近 い環境でコーヒーは栽培されています。具体的には、バ シリ、ゴリ、ガリゲなどのインド土着のイチジクの木 や、パラミツ(英名ジャックフルーツ)などの実をつけ る木々の木陰の天然の天蓋でコーヒーは育ちます。敷地 内にはバイソン、野うさぎ、孔雀などの野生動物や鳥が 豊富に生息しています。そうした動物を狙いにまれにベ ンガルトラが現れることもあります。
このクメールゴデで作られるコーヒーは他のエリアのインドアラビカとも異なる風味特徴を持っており、ナッ ツやチョコレート、キャラメルといったインドの特徴的 で良質なテロワールに加え、ほのかに感じるレモングラ スのようなフレッシュな香りが特徴とされています。そ の香りを最大限生かすように、収穫から大変な手間暇をかけて作られています。
収穫時には熟練の人の目でコーヒーチェリー熟度を見 分けて摘み取り、水洗比重選別後、人の目でさらに成熟 不良をはじき、スコールの多いインド特有の気象条件に 左右されないように、グリーンハウスの中で小ロット 毎、乾燥棚で水分値を図りながら乾燥させます。
こうして作られた最高峰のロットのほとんどがヨーロ ッパやアメリカのスペシャルティコーヒーメーカー向け に高値で取引され、日本を含むアジアにはほとんど流通していません。